食材のプロ集団として
命を未来につなぐ使命がある
食は命の源です。スマホや車、電気がなくても人は生きていけるかもしれませんが、食べるものがなければ生き続けることはできません。食べ物は体をつくり、心を豊かにし、人生を輝かせるエネルギー源でもあるのです。
当社は、地物を中心に国内外から高品質、高鮮度、安全性を追求した野菜や果物を集めて、八百屋や果物屋、大型量販店などに卸す「仲卸」の会社です。よく、生鮮食料品流通の仕組みは「大きな川」に例えられますが、農産物を生産する産地が川上、そして実際に食べる消費者を川下と位置付けると、私たち仲卸業はまさにその川上と川下をつなぐ中間地点。どの食材を、いつ、どれだけ、どんな価格で配分するか。供給先である産地の状況や消費者の需要、国内外の経済状況などあらゆる情報をキャッチして、公平で公正な取引の要の役割を担っています。

「誠実の輪」の中で
誠実に仕事と向き合える人を応援
当社の強みの一つが野菜と果実の両方を扱っていること。野菜の商談をしていた時にふと出た果物の話題に商機を感じたら、すぐに果実の提案も行うことができます。柔軟で幅広い事業展開がモットーです。
生産者と関わることも多く、時には驚くほど美味しい野菜や果物を作る人に出合うことがあります。例えば同じトマトでも作る人が違えば味も変わり、食材には育てた人の誠実さや、かけた手間の数が美味しさに比例して宿ります。「この人」が作る「この商品」を仕入れて、多くの人に食べてほしい。その思いで新規商品の仕入れや得意先への提案に奔走し、消費者に届けられた時はこれ以上ない喜びを感じます。
不思議なもので、美味しい野菜や果物をつくる生産者の知り合いもまた驚くほどおいしい唯一無二のものを育てているというケースが少なくありません。当社はその「誠実の輪」の中で、生産者と消費者をつなぐ仲卸の仕事に誠実に向き合い、楽しみながら働いてくれる人を応援しています。SNS発信や商品開発など、時代に合わせた新しい企画提案や販路拡大も進めていきます。たくさんの新しい挑戦に一緒に取り組んでいきましょう!
代表取締役社長 福田 清澄